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よくあるご質問

Q. お酒がおいしく飲める期間の目安はどのくらいですか?
Q. お燗で飲むのにお薦めのお酒は?
Q. 冷酒で飲むのにお薦めのお酒は?
Q. 大七に相性の良い料理は?
Q. パーティーにはどんなお酒を取り揃えればいいですか?
Q. 「生酛」は生酒ですか?
Q. どんなお酒の場合にクール便が必要ですか?
Q. 酒粕の保存方法と賞味期限は?
Q. 海外への発送は出来ますか?

Q. お酒がおいしく飲める期間の目安はどのくらいですか?

A. 吟醸酒系のお酒は冷蔵庫に、その他のお酒は冷暗所にと、お酒の注意書きに沿った正 しい保管をしていただけば、本来、日本酒は貯蔵に耐えうるものです。特に大七のお酒は、熟成するにつれてまろやかに向上する性質があります。

 美味しくお飲みいただける一応の目安は、「製造年月」の記載から6ヶ月程度と言われています。しかし、これはあくまで一般的な目安であり、大七酒造ではこの期間を過ぎると飲めなくなるとは考えておりません。
 生酛造りの酒は時間に耐えて成長する潜在力をもっています。長い熟成をへたお酒が、驚くほど美味しく成長していることもしばしばです。
 風味をさらに熟成させるため、箱や新聞紙などで遮光し、冷蔵庫や冷暗所でじっくりとあなただけの古酒づくりをお楽しみになるのも、良いのではないでしょうか。

※長期貯蔵は、開封前のお酒に限ります。

※生酒は、お早めにお召し上がり下さい。

【参考】

○製造年月だけが記されている商品:大七生酛、純米生酛etc.

これらの商品は、光線を避けて出来るだけ涼しい場所に保管してください。
「製造年月」が21.5A となっていた場合、ビン詰めしたのが2021年5月であることを意味します。(最後の英字は製造管理上の記号です。)

○裏ラベルに醸造年度が記されている商品:皆伝、箕輪門、宝暦大七etc.

主に吟醸系の商品は、裏ラベルに「醸造年度」も記載しています。
これらの商品は、冷蔵庫に保管してください。
「醸造年度」はその年の7月1日から翌年6月30日までの間に醸造したことを表します。例えば2020年12月に仕込んで2021年2月に搾った吟醸酒の醸造年度は、2020年という表記になります。大七では、このジャンルのお酒は搾ったその春にすべてビン詰めし、ビンのまま冷蔵貯蔵庫で静かに熟成させています。
これらの商品の場合、「製造年月」はビンを冷蔵貯蔵庫から出してラベルを貼り出荷した年月を意味します。同じ「醸造年度」であれば同じ中味のお酒と言えます。

Q. お燗で飲むのにお薦めのお酒は?

A. 生酛造りのお酒は、一般に「燗上がり」(お燗によって美味しくなること)が特徴ですが、特にお薦めといえば、各種コンテストでお燗酒日本一に輝いた 「純米生酛」をはじめ、 「純米生酛CLASSIC」、「不倒翁」、「純米生酛山田錦」、「楽天命」がよいでしょう。
特に「純米生酛山田錦」や「楽天命」は、ぬる燗で素晴らしい燗上がりがいたします。「不倒翁」のお燗は、中華料理にピッタリです。和食には「からくち生酛」、「極上生酛」などもお奨めです。
大七では吟醸系にも、お燗に合うものがあります。「皆伝」、「箕輪門」などをじっくりぬる燗でお楽しみいただくのも良いものです。

Q. 冷酒で飲むのにお薦めのお酒は?

A. どのお酒も基本的には結構ですが、「皆伝」や「箕輪門」など吟醸系のお酒は、適度に冷やしてお飲みいただくと格別の味わいです。特に「箕輪門」は、冷やして美味しい日本 酒というテーマのコンテストで、幾度も第一位を獲得しています。
お手頃な食中酒としては、「爽快冷酒」があります。
冬季には、「雪しぼり生原酒」や、「雪しぼりにごり酒」が冷酒に最適です。

Q. 大七に相性の良い料理は?

A. 淡麗辛口系のお酒と異なり、ほとんどオールマイティーなので、合う料理を上げれば切りがありません。そこで大七ならでは、他ではなかなか望めない、というレベルの組合せを幾つかご紹介することにしましょう。

○ブリ大根、カニ味噌甲羅焼きと、純米生酛・純米生酛CLASSIC(お燗)
○あわびのステーキ、雲丹の貝焼き、アンキモと、皆伝
○香ばしい鴨のロースト、おいしい江戸前寿司、鱈の白子の酢の物と、箕輪門
○フォアグラ(出来ればフレッシュ)、ロックフォールチーズと、宝暦大七
○銀鮭の炙り焼、鯛の兜煮と、楽天命(ぬる燗)
○鱧落とし(梅肉タレ)、焼き松茸のカボス添えと、純米生酛山田錦(ぬる燗)
○天然鮎の塩焼きと、からくち生酛(冷酒)
○タラの芽の天ぷらと、雪しぼりにごり酒
○生牡蠣のレモン添えと、雪しぼり・生原酒
<番外編>
純米生酛のひれ酒
 厳密には料理とはいえませんが、これは絶品です。
 まず日干しにしたふぐのヒレを炭火でよく焙ります。
 次に蓋付きの厚手の湯飲み茶碗をご用意いただき、ヒレを入れて熱々の「純米生酛」を 注ぎ、素早く蓋をします。ふぐの旨味がお酒に浸みだした頃合いを見て、火をつけたマッ チを近づけ蓋を取ると、ポッと気化したアルコールに火がつきます。これでお酒がよりマイルドになるという訳です。
 体が温まるだけでなく、コラーゲンやミネラルを含むため健康にも良いといわれる「ヒレ酒」を是非お試しください。

Q. パーティーにはどんなお酒を取り揃えればいいですか?

A. 食事の進行に合わせて、次のような組合せはいかがでしょうか。

食事の進行に合わせて、次のような組合せはいかがでしょうか。
乾杯用のお酒:インパクトのあるものを。
皆伝などの吟醸酒。冬季なら雪しぼり(生原酒、にごり酒)が最適。
前菜~魚料理:万能の食中酒を。
本醸造生酛、爽快冷酒、からくち生酛など。
主菜、肉料理:当日の主役のお酒を。
皆伝、箕輪門、頌歌、宝暦大七などの純米吟醸、純米大吟醸。
もしくは純米生酛系のお酒をお燗で。
複数の場合は、冷酒からお燗へ、がお奨めです。
デザート:上質な甘みのリキュールを。
生酛梅酒、生酛梅酒〈極上品〉は最高のデザート酒です。季節限定ながら「大七の七福おとそ」も絶品です。
珈琲の前に:心地よく食事が進んだならば、最後にとっておきの一杯はいかがでしょうか。
生酛貴醸酒を、チーズと共に。あるいは贅沢な妙花闌曲が、パーティーに至福の余韻を与えます。

Q. 「生酛」は生酒ですか?

A. 「生酛」とは酵母を育てる製法の名前であり、ナマという意味ではありません。  生酒とは熱殺菌していないお酒のことです。大七酒造の「生酛」には、熱殺菌していない生酒の商品も一部にございますが、ほとんどの商品は熟成した美味しさをお楽しみいただくため、熱殺菌(火入れといいます)をしています。

Q. どんなお酒の場合にクール便が必要ですか?

A. 生原酒や冷やおろしなどの生酒・生詰め系のお酒や、酒粕などは、品質保持のため、クール便での配送が必要です。 純米大吟醸酒など、吟醸系の高品質なお酒は、夏場はクール便のご利用を推奨しますが、高温に長時間さらされるのでなければ、通常便でも直ちに劣化する訳ではありません。
 到着後の保管は、冷蔵庫や冷暗所で、正しく保管してください。


◆大七では、下記の方針で商品をお届けいたします。
1.生酒・生詰め系、酒粕……クール便でお届けします。
2.「宝暦大七」(生酛純米大吟醸・雫原酒)以上の高級商品……5月~10月の暖かい季節はクール便を使用し、11月~4月の冷涼な季節は通常便でお届けします。
3.上記以外の商品……通常便でお届けします。

Q. 酒粕の保存方法と賞味期限は?

A. 酒粕は光線を避けて、必ず冷蔵庫で保管してください。保存中に、表面に白い斑点が出 ることがありますが、酒粕の熟成によってできたアミノ酸(チロシン)の結晶ですので、 食べても無害です。
 酒粕は8 - 10%のアルコール分を含むため、カビることは滅多にありませんが、開封 後はこの限りではありませんのでご注意ください。
 酒粕の賞味期限は、袋に印字されております。

Q. 海外への発送は出来ますか?

A. 多くの外国では、アルコール飲料の個人輸入に制約を設けているので、原則として海外への発送はお受けできません。
 外国在住のお客様でも、日本に旅行なさる際に、日本国内のホテルなど、滞在先へのお届けは可能ですので、お問い合わせください。この場合のお支払いは、クレジットカードのみです。ホテルへのご連絡は、ご自身でお願いいたします。

 

 

その他のお問い合わせは0120-099-077(平日9:00-16:00)
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